今回は、GeneXus(ジェネクサス)のIDE(統合開発環境)としての便利機能である履歴管理機能をご紹介します。
GeneXusでは、オブジェクト毎に変更履歴が管理されています。
Memberトランザクション(上の画像)があります。このオブジェクトの変更履歴を見てみます。見たいオブジェクトを選択して、『右クリック→履歴』と操作します。
新しいタブと上の画面が出力されます。これは、変更した日時や、変更したユーザ名などを確認できる履歴一覧画面です。今回は一番古いリビジョンを見てみます。
一覧から選択すると、変更内容が参照できます。この画面はあくまで参照画面なので編集等はできません。過去の状態に戻したい場合は、一覧画面で選択し、『右クリック→アクティブとして指定』と操作します。
履歴管理機能では、現状との比較ができます。一覧画面で比較したいリビジョンを選択し、『右クリック→現リビジョンと比較』と操作すると…
上の比較画面が出力されます。
優れている点は、全てのオブジェクトに対して、この機能が使用できる点です。修正している内にいつの間にか動かなくなってしまったなどの事態は、上記方法で対処するのが良いでしょう。
<参考>
・新入社員ブログ「GeneXusの便利機能!(第1回)」/http://www.corenext-genexus.com/GeneXusの便利機能!(第1回)/