4番手の執筆者「Ogawa」です。

GeneXusの場合、画面遷移時の際、引数を渡すことが多いと思いますが、その際、URLに注目すると、渡した値の情報がURL上に出てしまっていると思います。
そのURLの値をGeneXusの設定で暗号化出来る設定方法をご紹介します。

暗号前

暗号前のURL

 

 

 

 

 

 

◆設定手順

1)GeneXusの設定 → 上から三つの歯車の環境設定 をクリック → プロパティ
設定画面

 

2)Encrypt URL Parameters プロパティ を変更します。

URL共有(※)
No 既定値:暗号化されない
Session Key 暗号する際にローカルのクッキーを使用し、アクセスするユーザー/ブラウザ単位で異なる暗号化キーで暗合化されます。 不可
Site Key クッキーは使用せず、サイト全体で同じ暗合化キーを使用して暗号化します。

(※)他のユーザーとのURL共有可否。
「すべてリビルド」をすると反映されます。

◆暗合化後(Site Keyで設定)

暗号化後

暗合化される部分はURLのみに留まるため、アプリケーション側の動作には影響ありません。
サイト(ナレッジベース)全体ではなく、個別に対応したい場合は、下記の「文字列の暗合化」で、必要箇所にロジックを追加することで対応可能です。

◇ 関連 当ブログ記事(※別タブで開きます。)

・ 文字列(パスワード)の暗号化

今回は以上です、最後までご覧頂きありがとうございました。
当記事で「平成」最後の記事になりました。2月より定期更新を復活させ、今まで以上に多くの方々にアクセス頂いております。より多くの方々に、弊社「コアネクスト」そして『GeneXus』の利用・活用して頂けるよう、次の時代も多くの情報を発信して参ります。

『令和』最初の「Ogawa」の投稿は、5月13日頃を予定しています。