4番手の執筆者「Ogawa」です。
今回は、文字列の暗号化&暗号化の復元方法をご紹介します。
本ブログの『ログイン機能☆サンプルKB付き☆』と組み合わせて使用する事により、ログイン機能をより強化出来ます。
例えば、パスワードを登録する際に、暗号化して登録する。照合する際に暗号化した値を復号化する等での利用が想定されます。
① 暗号化キーの取得
GeneXusの関数「GetEncryptionKey」で、暗号化キーの取得するものがあります。
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&w_EncryptionKey = GetEncryptionKey() |
上記の記述で取得出来ます。(&w_EncryptionKey は任意の文字型<VarChar>変数名です。)
暗号化キーは、取得毎に変わってしまい復元する際に、必要になりますので、控えて固定記述で利用する or. DBに保存する等の対応が必要になります。
今回は、控えて固定記述で利用する方法で、説明します。
② 暗号化
コードの説明:暗号化後の文字列 = encrypt64(暗号化対象の文字列, 暗号化キー*) *暗号化キーは①で取得したもの
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&w_NewPassword = encrypt64(&w_EntryPassword, &w_EncryptionKey) |
③ 復元方法
コードの説明:復元した文字列 = Decrypt64(暗号化された文字列, 暗号化キー) *暗号化キーは①で取得したもの
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&w_RestorePassword = Decrypt64(&w_NewPassword, &w_EncryptionKey) |
-参考
◇ 本ブログ記事(※別タブで開きます。)
・ ログイン機能☆サンプルKB付き☆
・ パスワードの目隠し入力
今回は以上です、是非お試し下さい。最後までご覧頂きありがとうございました。
「Ogawa」の次回の記事投稿は、4月22日頃を予定しています。
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- GeneXus-Tips, セキュリティ, パスワード, 暗号化